ハクビシン等の動物は新築の戸建てやアパートにも侵入できる?その理由と対策を解説!

ハクビシンやネズミ、アライグマ、イタチ、コウモリなど、日本では様々な動物による被害が多発しています。

新築の戸建てやアパートに住み始めた人は、「新しいから大丈夫」と害獣被害を軽視してしまいがちです。

しかし「最近、動物の気配や音がする」「不安の芽は摘んでおきたい」などと感じる人もいます。

そこで今回は、以下の疑問についてお答えしていきます!

ぜひ最後までご一読ください。

「新築の建物」でもハクビシン等の被害を受ける可能性がある!

結論:新築の戸建てやアパートでもハクビシンなどの害獣被害を受ける可能性があります。

確かに、古い家屋では建築技術の問題や長年の劣化などで家のそこかしこに隙間や亀裂、ズレができやすくハクビシンやネズミなどの動物が侵入しやすくなります。

しかし、欠陥や劣化が極端に少ない新築の建物であってもその心配がないわけではありません。

実際に多くの新築物件で害獣被害に悩んでいる人がいます。

ハクビシン等の動物が新築でも侵入できるのはなぜ?

理由は以下の2つです。

  1. 新築にも隙間がある
  2. 狭い・高い場所でも侵入できる動物が多い

新築でもできやすい家の隙間とは?

通風口/換気扇
エアコンの導入部(配管)
排水管  など

これらの隙間は、建物の劣化や建築技術の問題ではなく、新築の建物でも仕方なくできてしまう隙間です。

しっかりと対策がされていないと、このような箇所からも動物が侵入してしまうかもしれません。

・通風口/換気扇

通風口や換気扇は、空気を入れ替える役目があるので、室内(家の内部)と外が直接つながっていることが多くなります。

日常では気にしづらい箇所なので忘れてしまいがちですが、実は狙われやすい箇所です。

換気扇は、作動中に侵入されることはありませんが、停止中、特に夜行性の動物が活発になる夜間に換気扇が停止していると侵入経路として狙われやすくなります。

・エアコン導入部(配管)

エアコンのホースを通す穴は大きめに作られています。

そのため、配管と穴の隙間」をしっかりと塞いでいないと中に侵入される可能性があります

エアコンを取り外した場合でも、その穴をしっかりと塞ぎましょう。

劣化などで知らないうちに穴がぽっかり空いてしまっていることもあるので注意してください。

・排水管

排水管は、トイレやキッチン、お風呂場など様々な場所から伸びています。

造りによって異なりますが、床下まで排水管を通すための大きな穴があるので、隙間がしっかりと塞がれていないと中へ侵入されてしまう可能性があります。

 

⇒上記の隙間や穴以外にも、「縁の下」や「屋根」などあらゆる場所から動物に侵入されることがあるので注意しましょう。

しかし、侵入経路を特定し正しく対処することで被害を受ける確率を大きく減らすことができます。

まずは、プロに調査を依頼し「動物が侵入できる隙間がないか」確認することをおすすめします。

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狭くても侵入できるハクビシンなどの生態

ハクビシンやねずみ、アライグマ、イタチなどの動物は、登ること」が得意な動物なので、支柱やネット、雨どい、庭の木なども軽々と登ることができます。

ハクビシンにおいては、細い電線なども歩いて移動できるほど身体能力が高いのです。

ハクビシン成獣は一辺8cmの正方形直径9cmの円形、6×12cmの横長の長方形、11×7cmの縦長の長方形の入口から侵入できる

引用元:ハクビシンは狭い隙間から侵入できる ー農研機構

ちなみに一辺8センチというと、クレジットカードの横幅たばこの長さと同じ程度です。

狭い隙間でも頭さえ入れば通り抜けられるので、たとえパイプなどの細い筒状のものでも中に入っていくことが可能です。

見た目の大きさと違い、本当に狭い隙間から侵入が可能なことが分かると思います。

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ハクビシン等の動物から新築の戸建てやアパートを守るためには?

ハクビシンなどの動物が家の近くにいたり、家に住み着いたりすると、

「けが・病気」、「建物の腐敗」、「騒音」など、まだまだたくさんの被害を受ける可能性があります。

特に

家庭に子供やペットがいる場合

動物の被害によって新築の家の損害・劣化を心配している場合

などはリスクが大きいので、今は大した被害がなくても未来のことを考えてすぐに対処しておきましょう。

すでに害獣被害がある場合

専門の駆除業者に駆除・再発防止を依頼することをおすすめします。

実は、ハクビシン等の動物による被害は、時間がたつほど悪化する可能性が高いです。「フンや尿の蓄積」や「繁殖」の恐れがあるからです。

被害がある場合は、すでに糞尿やダニ・雑菌の繁殖もあるはずなので、問題を解決するには以下のステップが必要です。

まずは、専門業者に無料で調査・見積もりを依頼して、現状どのような作業が必要なのかを判断しましょう。

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まだ害獣被害がない場合

専門の駆除業者に無料で調査を依頼するのがおすすめです。侵入経路の封鎖などの予防を考えましょう。

実は、害獣被害は予防に努めることが一番の節約になります。被害を受けてからでは、駆除や清掃にその分費用が掛かるからです。

新築の家だとしても、本ページでお伝えした通りハクビシンなどの動物の侵入経路があるかもしれません。

無料の調査で侵入口が見つかった場合は、侵入経路の遮断などを依頼するのが良いでしょう。

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