見た目はかわいらしいのに、多くの地域で害獣と呼ばれ危険視されているハクビシンですが、人やペットを襲うような危険性はあるのでしょうか。
ハクビシン | 食肉目 ジャコウネコ科 |
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全長 | 約90~110㎝(※頭胴長=約50~75㎝) |
体重 | 約3.5~6kg |
行動 | 夜行性(※稀に日中も行動する) |
食性 | 雑食性(主に果物や野菜などを好む) |
生息地 | 日本列島のほぼ全域に生息 |
特徴 | 白い鼻筋や細長いしっぽ等 |
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ハクビシンは人やペット(猫や犬)を襲うのか?
結論から言うと、ハクビシンは人やペット(犬や猫)を襲う場合があります。
まずは、ハクビシンによって実際に健康被害を受けた例を見てみましょう。
ハクビシンによる健康被害例
ハクビシンによる被害について独自にアンケートを実施したところ、ハクビシンによって人やペットが健康被害を被ったケースがありましたので、一部をご紹介します。
①ハクビシンが人を襲ったケース
ある日、生ゴミを狙ってハクビシンが台所にやってきました。
その時には怖くて何もできず、ホウキを投げるなどしてとりあえず追っ払ったのですが、次の日、屋根裏でカタカタと音がしたため、意を決して天井板を外して見ると数匹のハクビシンがおり、そのうちの1匹がこちらに駆け寄り急に攻撃してきました。屋根裏に頭を突っ込んでいる状況であったため避けることもできず、顔面に攻撃をもらってしまいました。
結果、右の眉の上を切り出血、運よく大事には至りませんでしたが、非常に怖い思いをしました。 (32歳 男性)
②ハクビシンがペット(犬)を襲ったケース
番犬のように追い払えればよかったのですが老犬なのでそうもいかなかったようです。また、怖くないと思ったのか、目当ての食べ物があるのか、ハクビシンは懲りずにたびたび庭へ侵入しペットに攻撃をするようで、夜中にイヌがよく吠えるようになってしまいました。正直自分ではどうしようもできないので、駆除業者を呼んで対応してもらいました。もう懲り懲りです。
ハクビシンは凶暴化する?
本来ハクビシンはむやみに人やペットを攻撃するようなことはほとんどないということが分かっています。それどころか、普段のハクビシンは気性の荒いアライグマなどに比べても臆病でおとなしめの性格をしています。
ですが、どんな動物も攻撃的になることがあります。ハクビシンも例外ではなく、時に凶暴になることがあるということです。
・テリトリー意識
・餌の奪い合い
①発情期・出産期
ハクビシンは1年に1度出産をしますが、周年繁殖動物と言って1年中いつでも子を産むことが可能です。発情期も同じく決まった時期はないと言われています。(冬以外の暖かい時期に多い傾向にある)
そんな発情期や出産期は、本能からかハクビシンは攻撃的になるようで、特に幼獣が近くにいる場合などは親が子を守ろうと威嚇したり襲ってくる可能性があるので危険です。
②テリトリー意識
野生のハクビシンはテリトリー意識が強い生き物です。ハクビシンは常にねぐら・住処をみつけて生活するのですが、ハクビシンの住処に勝手に入る・近づくようなら襲い掛かることもあります。人間も不審者が家に侵入してきたら警戒しますよね。
非常によくあるケースは、天井裏などがその住処にされてしまうこと。理由としては、天井裏(屋根裏)が安全かつ繁栄に適していて好物件だからです。ハクビシンにとってはセキュリティ完備の温もりスペースなわけですね。
もしそのような状態になってしまったら、急に天井裏を空けて追い払おうとするのはテリトリーを犯し身の危険も感じさせる行為なのでNGです。
③餌の奪い合い
ハクビシンなどの中型害獣が猫や犬の餌を狙うことはよくあることです。
体格が大きく強いペットであれば問題ないかもしれませんが、ハクビシンは自分より小さい動物などには簡単に襲い掛かります。猫は基本的にハクビシンより小さいので注意が必要かもしれません。ペットが血を流していたり、最悪の場合亡くなってしまうこともあるので軽視はできません。さらに傷から感染症をもらってしまったり、ダニやノミが移ってしまうことも考えられるので十分な対策をとる必要があるでしょう。
ハクビシンに襲われないためには
ハクビシンは本来臆病でおとなしい動物です。ハクビシンをびっくり驚かせたり何かで突っついたりなどの行為は、ハクビシンを攻撃的にさせるかもしれません。子供と一緒に行動していたり、冬以外の季節の場合は特に気を付けてその場を去ることをオススメします。
不用意には近づかず、目を合わせながらゆっくりと立ち去ることでやり過ごすようにしましょう。
また、ハクビシンは威嚇の際に普段のキーキーというような甲高い声とは違いウーウーというようなうなり声を発することが多いので、相手が興奮していると分かる場合はより慎重に刺激しないようにしましょう。
ハクビシンに咬まれたら病院へ
万が一、ハクビシンに襲われてケガをした場合、直ちに病院へ行きましょう。たとえ、ひっかき傷のような小さな傷であっても診てもらうことをオススメします。ハクビシンがどのような菌、ウイルスを持っているか分からないからです。有害なダニやノミをもらってしまっている可能性もあるので、ケガをしていなくても念のため病院へいくことが必要かもしれません。
ペットがケガをした場合も同様に獣医の方にすぐに診てもらいましょう。
\ 質問コーナー /
ハクビシンが凶暴化していなくても、餌として襲われてしまうペットがいます。ハクビシンは主に果物などを主食にする雑食性ですが、小鳥やハムスター、金魚など小動物も好んで食べてしまいます。実際に回収されたハクビシンの死骸の胃の内容物に鳥類の痕跡が確認されています。
ハクビシンは、原則許可や免許がなければ自分で駆除ができません。追い出すことは可能ですが、リスクや手間がかかりますし、根本的な解決にはならないでしょう。また、追い出した後は清掃(消毒・消臭、殺菌)やハクビシンが二度と入らないような対策なども必要になってきます。専門業者は捕獲・駆除の許可や免許を有していますし、一連の作業をまとめてやってくれます。
ハクビシンの駆除は専門業者に相談!
ハクビシンはかわいらしい見た目をしていて、おとなしめの性格ですが、非常に危険な顔も持っている動物です。安易に追い出そうとすると鋭い爪や歯で反撃をもらってしまう恐れがあります。加えて、駆除には許可が必要なため一匹駆除するために労力がかかるのも事実です。
”もしかしたらハクビシンかも”と思ったら、まずは専門の業者へ相談することをオススメします。
②状況に合わせた再発防止ができる。
③糞尿などの清掃・消毒まで任せられる。
④免許や許可、手続きが不要 等
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