天井からミシミシ!住み着く動物の正体とは?

天井でミシミシと音がする
何か動物が動いている気がする

そんな経験をすると、一体何の動物がいるのか気になる・不安になる人もいると思います。

トラブルが起きる前に早く知りたい人もいるはずです。

そこで今回は、天井でミシミシと音を出す可能性のある動物について一緒に探っていきましょう。

天井でミシミシと音を出すのはどんな動物?

天井(屋根裏)でミシミシ音を出す動物の正体とは?

ネズミ
ハクビシン
アライグマ
イタチ
タヌキ など

天井(屋根裏)でミシミシと音を出す可能性のある動物は、ネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、タヌキなどの動物が考えられます。

これらの動物は、天井(屋根裏)に侵入し、住み着くことが多い動物です。

まずは、不安や恐怖に悩まないよう、どの動物が天井に潜んでいるのか知ることが大切です。

それぞれ、天井のミシミシという音以外に見分ける方法(表)をみて自分の被害と照らし合わせてみましょう。

横にスライドできます ネズミ ハクビシン
アライグマ イタチ タヌキ
音の種類 カサカサ、カリカリ、ガリガリ、トタトタ(軽く速い)など ミシミシ、ドタドタ、ドスンッ、バタバタなど(重く遅い動き) ミシミシ、ドタドタ、バタバタ、ドンドン、ドスドスなど(重く遅い動き) バタバタ、ドカドカなど(すばしっこい早い動き) ミシミシ、ドタドタ、バタバタなど(重く遅い動き)
鳴き声 キーキー、チーチー、キュッキュッなど キーキー、キャーキャー、キューキュー、キッキッ、ギャーギャーなど(大きい声で甲高い) クックッ、キュッキュッ、クルルッ、キュー、シャー、ゴーゴーなど(小刻みな声が特徴) キュルキュル、ピー、シー、ミューミュー、キーキー、ククククなど ウユーン、ウワーン、ヴー、キューンなど(小型犬に似た声)
フン/足跡/その他痕跡 フンの特徴:

・楕円形で細長い、丸みがある
・黒色、茶色、灰色
・硬い
・約4㎜~2㎝

足跡の特徴:

・4本指
・約1㎝~2㎝
・ポツポツとした小さな足跡

その他の痕跡:

黒っぽい汚れ、噛み跡、天井のシミ、悪臭など

フンの特徴:

・楕円形で細長い、丸みがある
・黒褐色、茶色
・約5㎝~15㎝
・野菜・果物の種やカスを含むことが多い

足跡の特徴:

・5本指
・成獣で約5㎝程度
・足跡の指と手の平が離れている

その他の痕跡:

ため糞がある、壁/雨どい/屋根などに足跡がある、天井のシミ、悪臭など

フンの特徴:

・形や色は、食べた物により異なる
・ニオイが強烈
・約5㎝~18㎝
・昆虫の羽や果物の種を含むことが多い

足跡の痕跡:

・5本指で指が長い
・子供の手形に似ている
・成獣で約6㎝程度
・足跡の指と手の平が繋がっている

その他の痕跡:

ため糞がある、壁/雨どい/屋根などに足跡がある、天井のシミ、悪臭など

フンの特徴:

・細長く、黒色
・ニオイが強烈
・湿っぽい
・果物の種や動物の毛を含むことが多い

足跡の特徴:

・5本指の小さな足
・成獣で約2㎝~3㎝
・足跡の指と手の平が離れている

その他の痕跡:

噛み跡・引き裂き痕がある、小動物の血痕/死骸がある、壁/雨どい/屋根などに足跡がある、天井のシミ、悪臭など

フンの特徴:

・丸っこく、黒色
・ニオイが強烈
・約2~3㎝(大きい塊になっている場合も)
・昆虫の羽や動物の骨、野菜や果物の種子を含むことが多い

足跡の特徴:

・5本指だが、足跡には4本しか残らない
・成獣で約4㎝
・犬に似た足跡

その他の痕跡:

ため糞がある、高い場所に上った形跡が少ない(登るのが苦手)、天井のシミ、悪臭など

天井(屋根裏)にいる動物を直接確認すると危険

・「天井からのミシミシ音がうるさい」

・「何の動物がいるのか気になる」

そんな場合でも、天井(屋根裏)にいる動物を直接確認しようとするのはやめましょう。

ネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、タヌキなどの動物は、鋭い爪や牙を持っているからです。

特に、良く動き回ったり鳴いている時期は「繁殖期」である可能性が高く、防衛本能が高まることで攻撃的になりやすいので、絶対に刺激してはいけません。

もし、上記の表を見ても天井にいる動物を「特定できない」「確証が持てない」場合は、専門の駆除業者に無料で調査を依頼するのが確実です。

専門業者に調査をしてもらうことで、動物の正体だけではなく、被害状況や侵入口まで細かく把握することができます。

【被害状況がすぐに分かる!】

 

天井でミシミシ音を出す動物、放置しても大丈夫?

天井からミシミシという音が聞こえるということは、すでに天井裏(屋根裏)に侵入されています。

そのような場合は、絶対に動物を放置しないでください。

放置をすると、以下のような被害を受ける可能性があるからです。

建物被害
健康被害
騒音被害
悪臭被害

天井の動物による被害①:建物被害

天井に動物が住み着くと、その場で排泄を行います。

特に、ハクビシンやアライグマ、タヌキなどの動物は「ため糞」といって、糞を同じ場所にためる習性をもっています。

その糞尿を放置すると、腐敗して天井が抜け落ちるだけではなく、機器トラブルや火災のおそれがあります。

後にリフォームなどの対処も必要になるでしょう。

天井の動物による被害②:健康被害

常に家の中や周りに動物がいると、万が一鉢合わせた時にケガをする可能性があります。

野生の動物は鋭い爪や牙を持っているため、子供やペットがいる場合は特に危険です。小動物は捕食対象として狙われることもあるので注意してください。

また、動物の体や糞尿からダニや菌などが繁殖すると、人やペットにとって「アレルギー」や「喘息」「皮膚病」など病気の原因にもなります。

天井の動物による被害③:騒音被害

天井裏の動物は、ドタバタと走り回ったり夜中に大きな鳴き声が続いたりすることがあります。

特に繁殖期などは、動物が興奮状態になったり繁殖で個体数が増えることで騒音被害が悪化し、「うるさすぎて夜眠れない」「常に物音がして怖い」と深刻な悩みに進展することもあります。

天井の動物による被害④:悪臭被害

動物の糞尿は、ひどい悪臭がします。

特に、動物を食べることもあるハクビシンやアライグマ、イタチ、タヌキなどは糞尿のニオイも強烈です。

近所の人からも苦情が来るレベルのニオイですので、到底我慢はできません。

【被害が悪化する前に徹底駆除!】

【天井のミシミシ音を解決】動物の駆除・追い出し方法

ハクビシン、アライグマ、イタチ、タヌキなどの動物は、法律によって許可のない捕獲・駆除が禁止されています。

許可なく捕獲・駆除してしまうと、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」となってしまう可能性があります。

ただ、そのような動物でも、家の中から追い出したり、入れないように対処することはできます。

では、一体どのような方法で対策をすればよいのでしょうか?

天井裏の動物を駆除する方法:ネズミ

ネズミは、駆除や捕獲が禁止されていないので、駆除・追い出しどちらも可能です。

駆除の方法はいくつかありますが、粘着シートを使ってネズミを捕獲するのがオススメです。追加措置として、毒エサや燻煙剤などを合わせて使うとより効果が高まるでしょう。

天井裏の動物を駆除する方法:ハクビシン

ハクビシンは駆除や捕獲ができないので、追い出しを行います。

ハクビシンは、ニンニクや唐辛子、ハッカなど刺激が強いニオイが苦手なので、嗅覚を刺激する忌避剤(木酢液やハッカ油、唐辛子粉末)などの忌避剤を使って追い出すのが良いでしょう。

また、燻煙剤の煙を天井(屋根裏)など該当箇所に充満させる追い出し方法も効果的とされています。

天井裏の動物を駆除する方法:アライグマ

アライグマは駆除や捕獲ができないので、追い出しを行います。

アライグマは、強いニオイや天敵のニオイを嫌うので、木酢液やハッカ油、オオカミの尿などの嗅覚を刺激する忌避剤を使用して追い出すのが良いでしょう。

また、燻煙剤の煙を天井(屋根裏)など該当箇所に充満させる追い出し方法も効果的とされています。

天井裏の動物を駆除する方法:イタチ

イタチは駆除や捕獲ができないので、追い出しを行います。

イタチは、漂白剤や木酢液、お酢、オオカミや犬・猫のニオイを苦手としているのでそれらの嗅覚忌避剤を使用して追い出すのが良いでしょう。

また、燻煙剤の煙を天井(屋根裏)などの該当箇所に充満させる追い出し方も有効な可能性があります。

天井裏の動物を駆除する方法:タヌキ

タヌキは駆除や捕獲ができないので、追い出しを行います。

タヌキは、木酢液や竹酢液、ミントなどのニオイが苦手なので、それらの嗅覚忌避剤を使用して追い出しをするとよいでしょう。

また、燻煙剤の煙を天井(屋根裏)などの該当箇所に充満させる追い出し方も有効とされています。

【信頼できるプロが害獣を駆除!】

【天井のミシミシ音を解決】動物を侵入させない方法

忌避剤を使う

動物を近づかせない、侵入させない方法として、対象の動物が苦手なニオイを放つ忌避剤を設置することが有効とされています。

ただ、動物がニオイに慣れてしまうと効果が薄れてしまう可能性があるので、定期的に違うニオイの忌避剤に変える必要があります。

侵入経路を封鎖する

動物が物理的に家の中に入れないように、侵入経路を特定して封鎖します。

封鎖する際は、しっかりとした強度のある金網などを使うと一層効果が期待できます。防獣ネットなどはホームセンターやインターネットで簡単に手に入るので安心してください。

ただ、中に動物がいる状態で塞いでしまうと、逆に外へ出れなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

【プロによる徹底した侵入防止が可能!】

「駆除・追い出し」の前に、まずは専門業者に相談!

まずは、専門家に調査をしてもらい、家の被害状況をしっかりと把握することが大事です。

それをしないと、逆に被害を悪化させる」可能性もあるので、出来れば実績のある専門業者に調査を依頼してみましょう。

現地調査は無料でやってくれるところが多いので、実際に「駆除などの施工を依頼するのか」「自分で対策するのか」は、料金や内容を検討して判断できます。

まずはしっかりとプロに現状を確認してもらい、現状どのような対処が必要なのか等、わからないことを相談してみましょう。

害獣被害をしっかりと解決するためには、このようなステップが必要になります。

自分では難しい一部だけ専門業者に依頼することもできるので、是非検討してみてください。

また、当サイトが「口コミ」「実績」「サービス」を徹底調査して厳選したおすすめの害獣駆除業者は、下記のリンクから見れるので合わせて参考にしてみてください。

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